群ようこさんの着物エッセイ。
着物歴40年の群さんの毎日は着物との距離感がとても素敵だなと思いました。
山崎陽子さんの本でも思ったのですが、やはり着物を日常的に着ていらっしゃる方は紬や木綿のお着物のバリエーションがが豊富です。
この本は日記ということで、「一月×日 〇〇…。」という感じで一章1ヶ月ごとにまとまって群さんの日記が載っています。冬は防寒夏は暑さ対策、肌着や長襦袢の手入れや種類ごとの着心地といったことが実際に着物を着ていらっしゃる方のリアルな経験に基づいて書いてあるので、なるほど暑さ寒さ対策にはNASAの開発した新素材がいいのか、とか草履は雨対策をしてもシミになりやすいのかとか、読んでいて参考になることがたくさん書いてあります。
単衣は着物の教科書的な本では6月と9月の季節の変わり目にだけ着ると書いてあるのがほとんどですが、群さんの御本では12月でも単衣を着ることがあると書いてあって、そんなに長く使えるなら単衣が欲しいなあと思いました。
着物エッセイって読んでいると写真のコーディネートの写真や作者の方の着物を心地よく着る工夫に、あれも素敵これも素敵といろんなものに興味関心が向いてしまいます苦笑。