ヘリオセントリックの水星のお話をしたので、金星のお話。金星はヘリオセントリック占星術においては実り、生産性、喜びを表していると言われています。水星の動機、作戦をどうせなら楽しく、実り多きものにしようとするのが金星。

ヘリオセントリック占星術における金星

金星はジオセントリック占星術では楽しいこと、美しいこと、魅力、と言ったものを表していました。ヘリオセントリック占星術でも魅力や喜びを表しましたが、水星で行動や活動の方向性や指針を決めた後、金星が水星の行動を最も成果が大きく実り豊かなものにするか、生産性を最大にする行動をとるのが金星、という特徴もあります。
水星がこんなことしたーい、こんなことしてーと提案して来たら、金星がそれを取りまとめてどうせなら楽しくやっていきましょう、そして、やるからには最大限に楽しみ、結果を出しましょうとこうやったらいいんじゃない?と提案してくれる感じですね。
ヘリオセントリックの金星ではあまり恋愛面で出てくる、という話はあまり聞いていませんね。本来の自分個人の姿、成長を主眼にするヘリオセントリック占星術ですので人間関係どうこうというのはあまり読まれないのでしょうか。。。

ヘリオセントリック占星術での金星の読み方

サビアンシンボルから読む

私のヘリオセントリックの金星は牡羊座20度「冬に鳥に餌をやる若い少女」です。子供心に冬の寒い中鳥を見つけて小さな女の子が「寒くてご飯も食べられなくてかわいそう」と同情心から家にあるパンのかけらを鳥たちに分け与えてあげるイメージですね。
まだまだ少女だから、多分もっともっとよくよく考えたらいいやり方とかあるかもしれないけれど、自分のできる範囲で誰かを助けてあげたい、という清い優しさ、同情心、共感の心を感じさせるサビアンシンボルですね。
私はこのサビアンシンボルとっても大好きなのですが、もしかしたら私のヘリオセントリックの金星が共鳴しているのかもしれないなと都合よく捉えていたりします。
このサビアンシンボルの金星の表す意味を自分なりに考えると、水星の「赤十字の看護婦」と合わせると、やはり誰かに対して思いやりや優しさを示すことが私自身の幸せに繋がっているんだろうな、と思います。
そして、「赤十字の看護婦」にも「冬に鳥に餌をやる若い少女」にも共通する意味としては、自分自身の幸せも損なわない、あくまで自分自身の中にある豊かさや愛を他の人と共有する、ということに意味があるのでしょう。
そして、優しさや愛を表現するのになんのてらいも恥ずかしさも感じる必要がない、素直さもこれらのシンボルには共通しているように思います。
自分がそういう優しい人に慣れているかは全く自信がないのですが、無私の心で無邪気に人に優しくなれたら素敵だなあとこれらのシンボルを見て感じました。
でも自分の中にある可能性なので、ぜひ引き出していきたいです。

アスペクトから金星を考える

ヘリオセントリックの金星は木星、海王星とトライン、冥王星とオポジションを形成しています。結構強めのアスペクトをもらってますね。
金星が拡大天体である木星および海王星からの支援を受けているので金星の人に優しくしたいという無邪気な心が広い範囲に向かって行くのでまあ、やりすぎるとお人好し、という感覚になるかもしれません。
しかも冥王星がオポジションですので、この傾向はかなり徹底さが出てくるというか、若干自分が辛い思いをする可能性も秘めているかもしれません。
ヘリオセントリックの金星意識をうまく使えるようになるとおそらく他者への思いやりに溢れたマザーテレサのような存在になれるかもしれません笑。

ヘリオセントリックの金星は水星の動機をより実効的なものにするために利益や喜びを増幅してくれる作用があります。無機質な水星とより人間味のある金星、両方の惑星が上手く調和することで人間としての自己(地球)が成長する、というイメージでしょうか。
皆様もヘリオセントリックの金星を知って、より実り多き人生を歩んでいかれることを願っております。