ヘリオセントリック占星術の水星、金星をみてきましたが、水星の行動方針や金星の生産性は地球星座の自己実現のための手段ということができます。ヘリオセントリック占星術における地球星座について今回説明していきます。

ヘリオセントリック占星術における地球星座の意味

地球は私達が生きている天体。つまり、地球は自分自身を表しているといえます。太陽の想像の光によって作り出された自己であって、私達の本来の姿、本質が地球星座によって描かれています。

地球を中心にしていたジオセントリック占星術と太陽を中心としたヘリオセントリック占星術では太陽星座と地球星座は真逆になります。

ヘリオセントリックで太陽という創造主に与えられた性質があるからこそ自分の人生の目標は真反対の性質に向かっていくのかなあと個人的に解釈しています。太陽星座には目指すけど到達できないと松村先生が以前何かの著書で書かれていたのもこの辺りなのだと理解しました。

地球星座はヘリオセントリックの水星や金星、そしてジオセントリック占星術に描かれている自分自身の人生の旅の結果、思い出す自分自身なんだと思います。「アルケミスト」の羊飼いの少年が宝物を探す旅の果てに自身の本来いた場所に帰っていったように。

ヘリオセントリック占星術の地球星座を具体的によんでみる

サビアンシンボルからよむ地球星座

私の地球星座のサビアンシンボルは牡羊座2度「グループを楽しませているコメディアン」です。新世界に到達したばかりの牡羊座1度では新世界に到着することだけで精一杯でしたが、牡羊座2度ではたどり着いた新世界を見渡す気持ちが生まれます。

牡羊座はよく赤ちゃんに喩えられますが、牡羊座2度は生まれてお乳を飲んで寝てで精一杯だった赤ちゃんが、他者(お母さん)の存在に気づき、じーっとみて笑顔を真似てみたり、掌にお母さんの指が触れたらぎゅーっと握ってみたり、たどたどしくでも外の世界にアクセスしようと試みている姿に似てみます。

コメディアンも同じですよね。別に特別な技能を持っていたり、特殊な性質を持っているわけでもない(もちろんそういう才能を活かす職業コメディアンの方もいます)。この場でいうコメディアンはきっと、その場にいる人たちに笑ってもらいたい、楽しんでもらいたいという心のことをさしているのだと思います。

なんだか、とてもピュアで可愛らしいサインで、こんな素晴らしい本質を与えられているのだと思うと、とても幸せな気持ちになります。

水星の「赤十字看護婦」、金星の「冬に鳥に餌をやる若い少女」、太陽の「グループを楽しませているコメディアン」を見ると私に与えられた資質は他者との繋がりをとても重視しているものなんですね。

太陽星座の天秤座にも繋がるところがあるので占星術の神秘を目の当たりにした気持ちです。

アスペクトから見る地球星座

私の地球星座は獅子座火星、射手座天王星とグランドトラインを形成しています。自分自身の本質が火星の情熱、天王星の革新という支援を受けていて、とてもパワフルなエネルギーを与えられています。

さらに射手座最終度数の海王星とスクエア。潜在意識、イメージ、癒しや夢を司る海王星がアクセスしているので、占星術やアートが私の本質にとってとても大切な要素であることを示していますね。

以上がヘリオセントリック占星術での地球星座となります。ジオセントリックでの太陽星座がしっくりしないけどヘリオセントリックの地球星座の質は自分にリンクしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。とはいえ、反対側の星座はその根幹に同じテーマを持っているので(例。牡羊座と天秤座のテーマは自他の感覚)、両方をよく理解できるとより自分自身への理解が深まるでしょう。