現在木星と冥王星がコンジャンクションの状態ですが、2020年4月5日にぴったりと重なります。木星は社会天体で「権威」「宗教」などを意味する拡大天体です。その木星に冥王星の究極性が加わるとどのような現象が起こるのでしょうか。

木星と冥王星のコンジャンクション

木星と冥王星がコンジャンクションをとると、木星の持つ「援助」「発展」「拡大」「宗教」といったものに冥王星の持つ「破壊力」「死と再生」「強制力」「支配」といった力が加わります。
個人で木星と冥王星のコンジャンクションを持っている場合、強いカリスマ性を持ち、莫大な資産を築き上げている方が多いです。
社会で高い地位にある方や人々に大きな希望や善の意識を与えるという意味で出てくる方もいらっしゃいます。

先日、残念ながら再逮捕されてしまった槇原敬之さんはネイタルで木星と冥王星のコンジャンクションをお持ちです。
槇原敬之さんはデビューから人々にその歌で希望を与え莫大な資産をきずきましたが、1999年に逮捕されています。ただ、槇原敬之さんの凄いところは一度逮捕されているにも関わらず、復帰後にも「世界に一つだけの花」を作詞作曲したり、紅白歌合戦にも出演されていて、冥王星の「死と再生」の威力の凄まじさを見せつけていますね。

木星と冥王星のコンジャンクションが社会面で現れると


社会的な現象として見ると、木星の組織的なが徹底的に加わる、という意味でもたらされた場合、強大な権力を持った社会的機関、組織もしくは宗教組織が発足するですとか、強いカリスマ性を持った人物が登場するとかそういった現象として現れます。
以前の木星と冥王星のコンジャンクションは2007年12月。アメリカのサブプライムローンをきっかけに、金融不安が起こった時期と重なりますね。
この時もアメリカをきっかけに世界中に金融危機が訪れて東京市場も日経平均がバブル以降最安値を更新したなどといったことがありました。
この時期は翌年の9月のリーマン・ショックの方がインパクトは大きかったかもしれませんが、きっかけはアメリカのサブプライムローンの不良債権化とすれば、木星と冥王星のコンジャンクションした2007年末と同じ時期と捉えることができます。

今回の木星と冥王星のコンジャンクションについて


新型コロナウイルスの脅威にさらされた現在において、国のトップが緊急事態宣言、ロックダウンといった強制力を伴った措置をとったり、民衆がこういった宣言、そして「市民に対して命や生活、経済を保証する措置」を臨むというのは木星冥王星のコンジャンクションによるものなのかなと思われます。
ニュースでは若者が「外出自粛だけじゃはっきりしないからいっそ強制的にダメって言って欲しい」と発言していたり、アーティストたちが「日本の文化を絶やさないためにも財政面におけるサポートが必要」と訴えたりと国家権力で民衆を守ることを求める声が大きいのも「強いカリスマ」が必要なほど不安の大きいことを意味しているでしょう。

今回の木星と冥王星のコンジャンクションは山羊座25度「東洋の敷物を扱う商人」という角度で起こります。(個人的にこの角度は「樹木希林度数」と覚えていて女優の樹木希林さんの太陽がこの度数でした。)
この商人はおそらく西洋の方で、自分の国に異文化の商品や文化を紹介し、新しい活力をもたらす、生活にバリエーションをもたらすという役割を負っています。
そして、新しい文化と今まで自分たちが馴染んでいた文化を融合、調和させ、新しい生活習慣を作って人生に華やかさや楽しさを感じて欲しいという情熱も感じられます。

この度数で木星と冥王星のコンジャンクションが起こることはとても意義深いものだと感じています。
未知のものの到来によって従来の生き方の変更を余儀なくされた今、どうやったらしなやかに適応していけるかを人々に問いている、そんな宇宙からのメッセージのように感じられます。

この木星と冥王星とのコンジャンクションをきっかけに、冥王星も木星も水瓶座に向けた準備に移行します。やがてくる水瓶座時代に向けて、それぞれが今いるところから新しい場所への移行を考える時期に差し掛かっているのかもしれませんね。